CASE STUDY

事例紹介

クリーニング/工場管理システム

地域の「駆け込み寺」として断らないクリーニングを追求。バーコード出荷管理で現場のスピードを劇的に改善

カラキヤ洗染株式会社 様

2026.08.25

地域の「駆け込み寺」として断らないクリーニングを追求。バーコード出荷管理で現場のスピードを劇的に改善 イメージ

「断らないクリーニング」を掲げ、全バツ商品やボタン外しなど高度な技術で地域の信頼を集めるカラキヤ洗染株式会社様。将来のシステム維持への不安から「LANDPIA8外交」へ移行し、バーコードを活用した出荷管理を導入されました。現場の「探し物」をなくし、劇的なスピードアップを実現した業務改善の裏側と、今後の高度な通過管理(RFID構想)について伺いました。

導入前の課題

旧システムの属人化と「後継者問題」への不安

以前利用していたシステムは、当社の業務に合わせて開発されたもので、個人の開発者様に近い体制で手厚いサポートを受けていました。ちょっとした仕様変更やご相談に対しても非常に小回りを利かせて対応していただき、その柔軟なフットワークには日々の業務において大変助けられていました。

一方で、会社として5年、10年先の未来を見据えた際、どうしても気がかりだったのがシステムの長期的な維持体制です。日々の保守やカスタマイズが特定の担当者様のノウハウに大きく依存していたため、「将来、もしその方がご勇退されたり、万が一のことがあったりした場合、今のシステムを誰が引き継ぎ、トラブル時に守ってくれるのだろうか」という懸念がありました。

決して当時のシステムや対応に不満があったわけではありません。しかし、当社自身も長く歴史を重ねていく中で、お客様にサービスを提供し続けるための「安定した事業継続の基盤」を整えなければなりません。そのためには、より組織的で、将来にわたって長く安心してお付き合いできるサポート体制へとシフトしていく必要があると考えるようになりました。

導入の経緯と決め手

将来への安心感と、運用に合わせたカスタマイズ力

システムの移行を検討する際、クリーニング業界を専門とする複数のシステム会社も候補に挙がりました。その中で最終的に東京オータスをパートナーとして選んだ最大の理由は、確固たる「企業としての安心感」があったからです。同社はクリーニング業界にとどまらず、飲料業界や冠婚葬祭業など、幅広い業種のシステム開発を手掛けています。こうした多角的な事業展開の実績と、チームで対応にあたる組織的なサポート体制は、私たちがシステム選びで最も重視していた「10年先も長く安心して任せられるか」という将来への懸念を完全に払拭してくれるものでした。

さらに、システム導入において社長が何よりも強くこだわっていたのが、「現場で操作する端末のスピード感と作業効率の向上」です。東京オータスは、既存のパッケージ仕様をそのまま押し付けるのではなく、当社の独自の業務フローや現場の要望にしっかりと耳を傾けてくれました。 その結果、当時の課題であった「バーコードを用いたスムーズな出荷管理システム」の構築など、当社の運用に合わせた柔軟なカスタマイズを見事に実現してくれました。単に要望を聞くだけでなく、「この方法なら実現できますよ」と具体的な形にして迅速に応えてくれる技術力の高さとフットワークの軽さが、導入を決断する最大の決め手となりました。

導入後の効果

バーコード導入による「探し物」の撤廃と、スムーズな出荷処理

LANDPIA外交/入出荷システムを導入し、当社の業務スピードは「めちゃくちゃ変わった」と実感しています。

最も大きな効果は、「商品探し」の手間が一気に無くなったことです。以前は、商品の仕上がり後にスタッフがタグを見ながら納品書を手作業で探し当て、照合して出荷するというアナログな作業を行っていました。また、複数点お預かりした商品は「すべて揃うまで納品書が出ない」というシステムだったため、仕上がった商品も出荷できずに保留される無駄が発生していました。

システム導入時に「バーコード」を活用した出荷処理を提案・構築していただいたことで、仕上がった商品のバーコードを読み込むだけで即座に納品書が発行され、1点からでもすぐに出荷できるようになりました。現場での追加作業もありましたが、「探し物が減る」というメリットが圧倒的に勝っていたため、スタッフもシステムをすぐに飲み込み、非常にスムーズに移行することができました。

今後の展望と期待

各工程での「通過管理」を徹底し、さらなる業務のスマート化へ

今後の大きな目標の一つは、「入出荷の通過管理」のさらなる細分化です。当社のクリーニング工程は、仕上げから洗いへ戻るなど複雑な動きを伴います。そのため、宅配便の荷物追跡システムのように、各セクションにバーコードやRFID(無線通信タグ)の読み取り機を設置し、「商品がどこを通過したか」をリアルタイムで追跡できる仕組みを構築したいと考えています。 「大体この辺にあるはず」という先入観による無駄な探し物を完全に無くし、タイムスタンプやカメラ映像も連動させて、誰もが確実かつスピーディに商品の所在を把握できる。そんなスマートな環境を目指し、今後も東京オータスさんと伴走しながら、無限大に広がる業務改善に挑戦していきたいと考えています。

企業名:カラキヤ洗染株式会社 様

所在地:東京都港区高輪

創立年月:1909年

お話を伺った方:専務取締役 松田様

カラキヤ洗染株式会社様のHP LANDPIA8とは?
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