CASE STUDY

事例紹介

自動販売機オペレーターシステム

自販機はあくまで「手段」。社員の働きやすさを最優先に、時代に合わせて柔軟に進化し続ける経営方針

株式会社レイカ 様

2026.04.13

自販機はあくまで「手段」。社員の働きやすさを最優先に、時代に合わせて柔軟に進化し続ける経営方針 イメージ

東京都を中心にご活動されるレイカさん、某ドラマにルートカーが使われるなど、常に話題に明るいレイカさんにお話を伺いました。

経営理念よりも「社員が第一」。有給消化率100%を目指す働きやすい環境

当社のホームページには「頑張る社会に潤いを」というキャッチフレーズを掲げていますが、実は堅苦しい経営理念やスローガンにはあまりこだわっていません。会社として一番大切にしているのは、「会社を存続させること」、そして何よりも「社員の働きやすさ」です。

社員に不満があれば、お客様に良い結果を提供することはできません。そのため、業界では珍しいかもしれませんが、当社では有給消化率100%を目標に掲げています。お子さんの入学式や卒業式など、社員同士で休みが被ってしまいがちなイベントでも、積極的に休みを取ってもらうよう意識しています。 飲料業界のオペレーター業務はネットなどで厳しいイメージを持たれがちで、採用面でのハードルは高いのが実情です。しかし、一度入社して当社の環境を知ってくれた社員の満足度は高く、ここ数年の定着率は非常に安定しており、退職者はほとんどいません。現在、ルートスタッフの中には60代半ばで活躍している社員もおり、適性に合わせた柔軟な働き方を提供しています。

導入の決め手は「移管コスト」。データ活用で賞味期限切れを大幅削減

ルート業務を支えるハンディターミナルやシステムについては、長年オータスさんの「OPMATE」シリーズを利用してきました。最近ハンディターミナルを新しいもの(パティオ)へ更新する際、他社システムもいくつか検討しましたが、最終的な決め手となったのは「移管コストの低さ」と「事業所の近さ」でした。

システム導入による具体的な効果として一番大きいのは、「賞味期限切れ」の大幅な削減です。何ヶ月も回転していない商品に対して警告(フラグ)を出すようカスタマイズしていただいたおかげで、ルートスタッフが事前に商品交換などの対応をとれるようになりました。以前は年間で10件以上発生していた賞味期限切れによるロスが、ここ1年では片手で数えられるほどにまで激減しています。これは単にロスを減らすだけでなく、売れる商品に入れ替えることによる「売上アップ(間接利益)」にも大きく繋がっています。 また、新しいシステムでは、データをCSVExcel形式で簡単にエクスポートできる機能が追加されており、社内でのデータ分析や管理において非常に重宝しています。

戦後の「ポン菓子」から自販機へ。激動の時代を生き抜いてきた適応力

当社の歴史を遡ると、元々は戦前からの「和菓子の材料屋(寒天や砂糖の卸売)」でした。戦後、手元にあった木綿の手ぬぐいと物々交換で手に入れた材料で「ポン菓子」を作って闇市で売ったところ、一斗缶にお札を足で押し込むほど飛ぶように売れました。そこから菓子問屋となり、のちにアイスクリームの販売を始め、さらにアイスの配送車に飲料を積んで売り始めたのが、現在の自販機事業のルーツです。 「アイスよりも自販機の方が利益が出る」とわかれば、思い切って飲料一本に絞るなど、当社は時代や環境の変化に合わせて柔軟に業態を変えながら生き抜いてきました。

自販機という枠にとらわれない「モノ売り」の原点へ

飲料業界の今後を考えた時、社長とも意見が一致しているのは「飲料や自販機だけに固執する必要はない」ということです。自販機はあくまで手段の一つに過ぎません。

例えば、安価で仕入れられるお水なら、自販機を通さずに直接オフィス向けに販売することもできます。また、当社は元々お菓子問屋でしたから、オフィス向けの「置き菓子(オフィス菓子)」のサービスを展開したり、イベントや自治会向けに「かき氷用の氷」を卸したりと、すでに自販機以外の「モノ売り」も積極的に再開しています。 極端な話、会社が存続し、利益が出て社員が潤うのであれば、売るものはサービスでも、人材(駐在・派遣など)でも構わないと思っています。

これからも、「自販機オペレーター」という枠にとらわれることなく、これまでに培ってきた仕入れのネットワークやノウハウを最大限に活かし、時代に合わせた柔軟なビジネスを展開してまいります

企業情報

  • 企業名:株式会社レイカ様
  • 業種:自動販売機オペレーター事業、アイス・氷等の販売事業
  • お話を伺った方:牧野様
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